日本の政党の歴史
戦後1945年から現代まで、政党がどのように誕生し、合流・分裂してきたかを時代別に見る。
1955年〜1993年
55年体制
活動中の政党:7党 政権数:14内閣
この時代の政治潮流
自民党と社会党の議席比率がおおむね2対1という「1と2分の1政党制」が約38年間継続した。自民党が常に単独政権を担い、社会党は護憲・反安保を掲げる「万年野党」として対立軸を形成。公明党(1964年)・民社党(1960年)が台頭するも政権交代は実現しなかった。
時代背景
高度経済成長・石油ショック・バブル景気と日本経済が大きく変動した時代。自民党は利益誘導型政治で農村・業界団体の支持を固める一方、社会党は労働組合を基盤に「護憲・非武装中立」を訴え続けた。ロッキード事件(1976年)・リクルート事件(1988年)など政治とカネ問題が繰り返し噴出した。
次の時代への転換点
宮澤内閣への不信任決議可決(1993年)をきっかけに自民党が分裂・下野。細川護熙を首班とする非自民8党派連立政権が誕生し、38年続いた自民党単独支配に幕が下りた。同時に小選挙区比例代表並立制の導入(1994年)が政党再編を加速させる。
抑えておくべきポイント
- 55年体制は「二大政党制」ではなく自民党2/3・社会党1/3の「1と2分の1政党制」と呼ばれた
- 社会党は政権獲得を狙わず改憲阻止に必要な「3分の1」の議席確保を事実上の目標とした
- 中曽根内閣(1982〜87年)が国鉄民営化・行政改革を断行し新自由主義路線の先駆けとなった
- 派閥政治が全盛で「三角大福中(三木・田中・大平・福田・中曽根)」の時代とも呼ばれる
この時代の政権
石橋湛山
1956〜
岸信介
1957〜
池田勇人
1960〜
佐藤栄作
1964〜
田中角栄
1972〜
三木武夫
1974〜
福田赳夫
1976〜
大平正芳
1978〜
鈴木善幸
1980〜
中曽根康弘
1982〜
竹下登
1987〜
宇野宗佑
1989〜
海部俊樹
1989〜
宮澤喜一
1991〜
🏛️ この時代の政党
保守系
1党自由民主党
1955〜現在代表:鳩山一郎
中道右派
1党公明党
1964〜現在※1994年新進党へ一時合流(地方組織は別途存続)・1998年再結成
中道・新党
3党日本新党
1992〜1994代表:細川護熙
※1994年12月 新進党へ合流
新生党
1993〜1994代表:羽田孜
※1994年12月 新進党へ合流
新党さきがけ
1993〜1998代表:武村正義
※1998年解散
革新・左派
2党日本社会党
1945〜1996代表:鈴木茂三郎
※1955年 左右統一→1996年 社民党へ
日本共産党
1922〜現在※1922年結成(戦前)・戦後も継続存在
🔀 この時代の主な合流・分裂
時代背景
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