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政党2026-04-21

日本維新の会

#基礎知識#政党

この記事でわかること

  • 大阪の地域政党がなぜ全国政党に成長できたのか
  • 「身を切る改革」スローガンが支持を集めるのはなぜか
  • 自民でも立憲でもない「第三極」としての維新の立ち位置

概要

日本維新の会(にっぽんいしんのかい、英: Nippon Ishin / Japan Innovation Party、略称: JIP)は、日本の政党。行政改革や憲法改正、規制改革、機会平等、地方分権などを政策に掲げる保守政党である
略称は「維新」、1字表記は「維」。
大阪府の地域政党・大阪維新の会を母体とする。2015年11月に維新の党において民主党との合流に前向きな議員の方針に反対して、同党を離党した国会議員や首長らによっておおさか維新の会(おおさかいしんのかい、英: Initiatives from Osaka)として結成され、2016年8月23日に現在の党名に変更された。
自公連立政権に対しては、長らく是々非々の立場を取っていた。

成り立ち・背景

2012年に結党された(旧)日本維新の会は、母体となった大阪維新の会と太陽の党のそれぞれ系列の議員が党内対立を繰り広げ、東西対立とも言われていたが、2014年夏にみんなの党との合併を巡って両派が決裂、大阪維新の会を中心とする橋下徹派38人と旧太陽の党を中心とする石原慎太郎派22人(次世代の党を結党)に分党した。みんなの党も合併への賛否を巡って分裂し、合併派が結成した結いの党と日本維新の会が9月に合併、衆参あわせて52人の国会議員からなる維新の党が結党された。
しかし結党後、とりわけ橋下のライフワークであった大阪都構想の住民投票(2015年5月17日投開票)が反対多数で否決され執行部が交代した後の維新の党では、「政権には是々非々で対応するべき。民主党まるごとと合併する形での野党再編はありえない」と主張する最高顧問の橋下や日本維新の会系(以下「大阪系」)議員と、日本共産党や民主党との野党共闘を重視し、民主党と事実上まるごと合併をする形での野党再編を画策する代表の松野頼久ら執行部側との間で路線の違いが生じていた。

2015年8月、幹事長の柿沢未途が山形市長選挙で共産党や民主党が相乗りする候補を応援したことを切っ掛けに、党内対立が表面化する。8月28日に橋下と同党顧問の松井一郎が維新の党を離党、翌29日には橋下が維新の党から分党し新党を立ち上げることを宣言し、参議院議員の片山虎之助や大阪系議員らがこれに同調した。「おおさか維新の会」という新党の設立を目指し、執行部側との分党交渉を始める。
10月、分党交渉が決裂し、維新の党執行部は新党に参加する見通しの国会議員や地方議員を除籍処分とした。これに対して大阪系の国会議員らは「10月1日以後は維新の党には代表や執行役員会が不存在の状態で除籍処分は無効」と主張し、不服申し立てを行った。また、維新の党の参議院会派「維新の党」は大阪系の片山が代表を務めていたため、10月16日、除籍処分への報復措置として執行部側の参議院議員5人の会派離脱届を独断で届け出た。会派から追い出された執行部派の5人は、改めて会派「維新の党(参議院)」を結成した。

関連項目

Politype的視点

「既成政治への不満」を票に換える能力において、維新は現代日本で最もうまくいった政党の一つだ。大阪での実績(都構想・IR)と国政での拡張戦略が表裏一体になっている。選挙制度の小選挙区効果と比例票の組み合わせで第三党が生き残る方法論を学べる。

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